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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2012年09月18日

母は強し!

2012年9月18日 母は強し!


2012年9月16日未明 4時半にスタートして
日課の朝ランから戻って来た5時頃、
どこかの家から電話の音が鳴り響いていていました。

母は強し!


まさか自宅の電話とは思わず、
熱くなった体を外気に晒していました。

電話は実家の父親からでした。

「おかあさんが調子を崩して救急車で病院へ向かっている!」
それより、なぜ父親は家に居る??


汗をサッと流して、車に飛び乗りました。
悪い予感が過ぎりました。


母はお腹に都合5回のメスを入れています。
子宮筋腫、子宮体癌、乳癌、大腸癌、腸閉塞。

5回目の腸閉塞は、開腹手術をした後に起き易い病気です。
重い場合は手術になってしまいます。


電話で聞く限り、腸閉塞だ。。と思いました。


病院へ駆けつけると、
救急外来のベッドの上で、少し落ち着いた表情の母が一人でいました。

一人で救急車に乗って病院へ来ていたのです!


やれやれ、大事には至らなかったようだ。。


母から状況を聞くと今回の病状は以下でした。

************************

夕食でたくさん餃子を食べたのよ。

そうしたらお腹がムカムカしてきて、
変なゲップは出るし、横になってても眠れないの。

指を喉に入れて食べた物を吐いたのよ。
でも、ムカムカは直らなくて。。。

そのうちにお腹が張って痛くなってきたの。
お腹を触るだけで痛いのよ。

2時頃だったと思うわ。
少し我慢してたのだけれど、どんどん悪くなっていったの。

2時間ほど様子を見たけどだめだと思ったの。
慌てて救急車を呼んだわ。

この荷物はいつ入院しても良いように準備はしてあったのよ。
だからそれを持って、

近所に救急車の音が聞こえると迷惑だから、
救急車には離れたバス停まで来てってお願いしたわ。

そこまでは、お父さんに車で送ってもらったの。

救急隊員は何回も近くの病院でいいですか?って訊くのよ。
私はかかりつけの病院へ行って頂戴って言っているのに。

何回も訊くからキッパリと言ってやったわよ。

ここに来なければ今までのデータが無いから、
また最初から説明が要るじゃない。

そんなことも分からないのかしらね。

救急車は揺れたわよ。
そのたびに戻して苦しかったわ。

あっしまった!
パジャマで来ちゃったから、帰る服が無いわ。。。

***************************


こんな状況を三河弁で話してくれました。

その日は入院の手続き等をして、夕方には病院を出ました。
病状は落ち着いていたからです。

「また明日来るから。。」


そう言って入院した母をあとにしました。


家に帰って自分の携帯に3件の留守電が入っているのに気付きました。

1件は父から、2件は母からです。

母の1件目は実家からでした。
「救急車を呼んでかかりつけの病院へ行くから直ぐ来てください。」

母の2件目にはビックリしました。
ピィーポォーピィーポォーという音がバックに流れる中で、

「今、救急車に乗ってかかりつけの病院へ向かっています。
 直ぐに来てください。」


母は一人で実家から離れたバス停で救急車に乗り込み、
最悪な体調と揺れの酷い救急車の中から携帯で電話をしていたのです。

口調から、苦しさを必死にこらえている様子が分かりました。


なんて強い人なんだ!

感心するばかり。。。




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