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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2011年09月30日

手術

9月30日、今日は手術の日

おはようございます。
昨日は、ぐっすり眠れました。 起床は、5:58
東の空は朝焼けでした。
本日の予報はあいにくの下り坂。 ですが、私の気分は晴れ晴れです。





体温:36.9度 少し高めですが快調。
血圧:L66 H111 脈75

洗顔、髭剃り、ヨシ!

本日の予定は、
AM9:00 手術開始

約5時間の手術になるそうです。
骨盤の奥になるため、技術的に難易度が高く時間を要するためです。


次の更新は2日後でしょうか。

今、気持ちはリラックスしています。
医師の技術を信じて、家族の支え、皆様の応援に感謝して、
行ってきますね。

  
タグ :手術


2011年09月29日

午後から

9月29日、午後からのいろいろ

今朝から、鼻水、くしゃみ、頭痛が続き、午後は熱も37度と微熱状態。
体が拒否反応を示しているのか。。。
思い当たる節があるとすれば、朝方の冷え込み。

昼食をとり終えると、いろいろなアクティビティがありました。

・妻が訪問
・麻酔医師からの説明
・シャワーを浴びる
・午後のおやつ
・下剤をがぶ飲み
・術後の予行演習
・EMGさんの訪問
・夕食
・天津木村の訪問
・薬剤師による薬の説明
・下剤二錠服用


・妻が訪問 PM1:45
 洗濯物など本当に助かります。 支えてくれて、ありがとう。

・麻酔医師からの説明 PM2:14
 説明書を医師が読み、その内容を詳しく説明された。
 やはり、体に合わない場合は非常に危険らしく、
 患者の同意を得て責任を分散させているようだ。
 麻酔は静脈から入れるとのこと。
 麻酔には、鎮痛薬、鎮静薬、筋弛緩薬が調合されており、
 それぞれが、それぞれの役割で手術を進め易くしている。
 手術中は、体温を保持する器具が用意され、
 今朝のような鼻水や頭痛は起きないとのこと。

・シャワーを浴びる PM2:35
 シャワーと入浴は一日毎に男女が入れ替わる。 
 今日は男性がシャワーの日。
 気持ち良く汗を流し、体を温めたら、鼻水、くしゃみ、頭痛も和らいできた。

・午後のおやつ PM3:00
 不味くて残してしまった




・下剤がぶ飲み PM3:10
 濃ーーいどろどろしたスポーツ飲料味の下剤を、一気に。
 その後、かなりの腹痛とともに。。。

・術後の予行演習 PM3:30
 看護士と看護学校実習生とで、以下を実習。
 ・深呼吸
 ・痰の出し方
 ・口のゆすぎ方
 上手ですねーっと褒められたが、あまり嬉しくは無い。

EMGさんの訪問 PM6:00 
 嬉しかったなー。
 どすごいブログの中でもトップブロガーの彼。
 地域の振興の話、仕事の話、もちろんブログの話。。。
 ありがとう。

・夕食 PM6:30
 ポタージュスープだけ! でも、今の自分には最高に うまいっ。




天津木村の訪問 PM7:30 
 

 

 予想はしていたけど、嬉しかったなぁー
 ありがとう。

・薬剤師による薬の説明 PM8:00
 わかりました。
 痛いとき、気持ちが悪いとき、どんなときも我慢しません。
 よろしくお願いします。

・下剤二錠服用 PM9:10


トイレに入っているとき気が付いた。
自分はみんなに生かされていることを。
この病気の発見といい、家族の支えといい、これまでの出会いといい、、、、
まだ生きて、役立つ人生を、支えてくれた人々のために燃やしたい。


  
タグ :EMG天津木村


2011年09月29日

個室

9月29日、個室へ移った

手術後のトイレ事情を考えると、できるだけトイレが近くにあった方がいい。
ということでトイレが備わった個室の希望を入院前に入れておいたところ、運よく空きが出て移住しました。
単純に嬉しい。





ウォシュレット付(^^)    





本日の昼食。
紅鮭のお粥は結構美味。お吸い物の味が濃く感じられた。。




近くの看護学校の生徒が実習中で、その中の1名が私につく事になった。
しっかりしてそうな若者です!(男性。。)
  


2011年09月29日

ストーマ?

9月29日、ストーマの位置

手術は開けてみなければ分からない。
手術中の所見で、一時的に人口肛門(ストーマ)になる可能性を、昨晩医師から説明を受けた。

9月15日の外科受診でも聞かされていましたが、、、
昨日に見せられたストーマのビデオ、医師からの繰り返しの説明、体に位置を決めるマーキングなどをされると、正直沈んでくる。


AM9:22 ストーマの位置を決めるために、体に水性マジックでマーキング




AM9:56 おやつとして、オレンジジュースが出た!




AM10:15 ストーマの位置を油性マジックで決定
大きい黒丸の位置だけど、こっち側??




  


2011年09月29日

早朝採血

9月29日、早朝採血 2回

おはようございます。
というか、起こされました、早朝に。

AM5:57 nmaruGTさーん、採血しますね と優しげな声。。。
えらい早いなと寝ぼけながら、右腕を出して、2本採取。
5分ほど押さえておいてくださいねぇー。 は。い。。

かなり そーちょーからお勤めご苦労様。
それにしても、3分早くねぇーかっ!


朝は少し寒い。持ってきたダウンベストが重宝する。
メールやFBをチェックしていると、、

AM7:18 nmaruGTさんっ、採血します。と今度は若者が登場。
髪の毛を立たせて元気がよさそうだ。
手術は初めてですか?
えぇ。。
皆さん手術室に入ると緊張で脈が騰がりますが、麻酔で全く分かりませんから安心してください。
・・・わかっちゃいるけど。。

2回目の採血は、足の付け根にある動脈から。
これは、初体験で緊張した。
止血するまで押えていてくれていたので、楽でした。


AM7:50 朝食
質素だなぁ~ 完食。







蒲郡方面


田原方面
  
タグ :採血動脈


2011年09月28日

1日目 夕食

9月28日、1日目の夕食

今日の楽しみは食事だけ。(FB、ブログも楽しい)
夕方、母親が新城の山奥から様子を見に来てくれた。

何度手術を経験していても、最初の不安が一番大きかったからだろう。
繰り返し、大丈夫だよと言ってくれた。

最近は、背中から入れる痛み止めが相当効くらしく、その話で不安も少し和らいだ。

昼食に比べて少し貧弱な夕食。
猛烈な薄味で、お粥を食べるのに少し苦労する。
でも、まともな食事は明日の朝までだから、しっかり味わって食べよう。








  
タグ :痛み止め


2011年09月28日

入院

9月28日、本日、入院しました。

症状が無い健康ともいえる体で入院することに、やはり違和感があります。
午前10時半に受付を済ませ、妻と一緒に病室へ向かいました。

院内の簡単な説明を受けて、病室へ通されると、いきなりパジャマへ着替えてくださいとのこと。
まるで病人になった気分です。

しぶしぶパジャマに着替えると、病室からトイレへ行くことさえ恥ずかしい気持ちになる。。
温泉街ではないホテルで、浴衣とスリッパのままふらふらと部屋の外へ出ている人と同じように見られていないかと、心配してしまう。

トイレへ行く度に尿を計量しなければなりません。(専用の機械あり)
トイレの回数や食事をどれだけ食べたかを自分で記録します。
腕には、本人確認用のブレスレットも装着されました。

少しだけ、病人になったような気分。

楽しみは、食事とFBでしょうか。
本日は、制限がありません。
昼食はまずまずでした。







  


2011年09月28日

発覚した経緯

9月28日、病気が発覚した経緯

あらためて、病気が発覚した経緯を振り返ってみました。

私の勤めている会社は、春と秋に検診があります。
特に春の検診は、血液検査、検尿、検便、心電図、胸部X線、胃のバリウム検査など、本格的な検診です。
私は2011年度の春の検診において検便に潜血が認められ、要大腸精密検査という結果になりました。

実生活において特に健康上の問題は無く、要大腸精密検査という結果は出ましたが、実際に検査へ行く予定は立てていませんでした。

ところが、夏に仕事で海外出張する予定が急遽変更になり、夏休みが取れることになったのです。
病院で寝たきりの祖母が危篤状態になったことが出張予定が変更になった理由です。
(その後、祖母は信じられない回復を見せて元気になっちゃいました。おばあちゃんのおかげです。)
折角のお休みなので、検査を受けてみようということになりました。

大腸の検査は5-6年前に一度受けたことがありました。
そのときは、近くの医院でバリウムをお尻から注入する方法で検査を受けました。
結果は特に問題なし。しかし、バリウムによって写し出される画像からポリープを見つけることは、素人目では困難に思えます。

最初は、今回も同じバリウムによる検査方法を考えていたのですが、妻が小さな医院で看てもらうより、大きな病院で内視鏡でしっかり検査してもらった方がいいと提案したのです。

正直、長い内視鏡をお尻から挿入するのには抵抗がありましたが、もしポリープが認められればその場で処置できる利点もあり、思い切って内視鏡検査を受けることにしたのです。
夏休みの8月3日に、近くの豊橋市民病院へ検査の予約を取りに行きました。

その後の出来事は、すでにブログへ記載した通りです。

これを読まれている方で、もし検診で要検査の結果が出たにもかかわらす検査されていない方がみえましたら、すぐに行動してください。
何かあってからでは遅すぎます。
そして、検診において要検査の結果をもらってない健康な方も、40歳前後になっていれば進んで大腸や胃の内視鏡検査等を受けた方がいいです。

特に、大腸のポリープは全く自覚症状がありません。
ガン化した場合は、腫瘍が大きくなりステージが進んで初めて自覚症状が出ます。
でも、その時では遅いのです。

全くの健康体でも、2-3年毎の内視鏡検査を強くお勧めします。
悪いところがすぐに発見出来て処置まで出来るのだから。  


2011年09月28日

トンカツ

9月27日、今日のディナーはトンカツ

いよいよ明日から入院です。
病気に勝つために、妻は夕食にトンカツを作ってくれました。




絶対に病気に 勝つ! 勝ってやる!
  


2011年09月25日

かぶった

9月24日、柄がかぶってしまったよ

最近、朝夕めっきり肌寒くなり、ダウンベストを引っ張り出して着ています。
病院で寒いといけないからと、やさしい妻が病院内のオシャレ着を買ってきてくれました。

ネルのパジャマをしまむらで2着購入してきたとのことで、どのようなものか確認してみたところ、、、
そのうちの1着が先々週、ユニクロで購入したお値打ちフランネルシャツに酷似していたのです。

これが、しまむらで妻が購入した1着。





そしてこれが、ユニクロで購入したフランネルシャツ。





違うと言えば違うし、同じと言えば同じに見えるなぁ。
ユニクロのシャツを着て外出しても、なぜかパジャマを着て歩いている気分になってしまう。。。  


2011年09月24日

泣けばすっきり

9月23日、泣けばすっきりするよ

敬老の日におばあちゃんを訪問できなかったので、23日に会いに行きました。
おばあちゃんは実家近くの病院でお世話になっています。
まず実家に寄って両親と昼食をとり、その後お墓参り、おばあちゃんと会って帰るルートをとりました。

実家の両親は、お昼に栗ご飯とお汁を用意して待っていてくれました。
その栗ご飯のおいしかったこと! 
塩加減も絶妙で、今までで最高においしい栗ご飯でした。





お昼を食べながら、ガンのことについて話をしました。
両親はガン手術に関して大先輩です。
自分達が通ってきた経験から、私の精神状態を大変心配していました。

父親は52歳のときに腎臓ガンを患い、片側の腎臓を摘出する大手術を受けています。
手術前の心境を、私に話してくれました。

手術をしなければ確実に死が訪れる。手術は怖かったよ。
悩みながら車を運転しているときに、こめかみの下がカーッと熱くなって、大泣きをしたんだ。
そしたら、こんな病気なんかに負けるものか! 絶対に勝って生きてやる、と言う気持ちに切り替わったよ。
お前も泣けばすっきりするよ。

すばらしいアドバイスでした。
やはり、手術への恐怖と後遺症との闘いが今の私には引っ掛かっているのです。
早く吹っ切りたい。泣けばすっきりするのかな?

ご先祖様に現状を報告して、おばあちゃんを明るく見舞って家路につきました。  


2011年09月22日

刻一刻と

9月22日、刻一刻とその日が近づいて来る

癌の症状が出ていないこともあり、どうして切り取らなくてはいけないのか、という気持ちがあるのは偽らざる事実です。
何かしらの症状や異変があれば、切らなければならない事実をすんなり受け入れることが出来るのに。
あまりにも元気であるがゆえに、この元気で不自由を感じない状態をなんとか維持したいと思う。
切れば確実に後遺症が発生するのだから。
癌の症状は無く、全く元気な状態であるのに、後遺症のある体にわざわざするのか?
正直に言えば切りたくない。切らずに治したい。後遺症で苦しみたくない。

内視鏡により映し出された映像は、確実にそこに癌があることを事実として表しているのだけれど、その事実が体の変化として感じられない。
早期の段階で切ってしまえば根治する確率が高いことも納得している。
ボサボサしていたら、命と引き換えに進行してしまう。そんなことは分かっている!

直腸癌手術の後遺症は、排便障害だ。
これは確実に出る。100%確実なんだ。
肛門は残せたけれど、溜める場所が無くなれば粗相をする。
トイレの回数が増える。
トイレの場所を確実に頭に入れて行動しなければならない。
トイレが無い場所には外出もできないのか?
・・・・


私は克服する。
時間がかかっても克服する。
そしてその過程を伝えることで、同じ苦しみを持つ仲間に役立てたい。
私の使命だと考えている。

一週間後の明日から、始まる。  


2011年09月19日

カルピスまっこり

9月19日、カルピスまっこり を開発

もしかして、マッコリは家庭で出来るのではないか!
という閃きで、早速作成に取り掛かった。


用意するものは、どこの家庭にもある以下だ。

・カルピス
・牛乳
・焼酎(匂いが少ない鏡月がお勧め)
・炭酸水(レモンの香り付がお勧め)

これらを入れるコップとステア(箸)もお忘れなく。


作り方

①コップに焼酎を注ぐ
 量は好きなだけでいい。




②カルピスを加える
 これは全体の1/10以下が目安。
 そしてかき混ぜる。




③牛乳を注ぐ
 全体の量が半分より少し多くなる程度でいい。
 しっかりかき混ぜる




④残りは炭酸水を注ぐ
 そして、軽ーくかき混ぜる





出来上がりました。
なんとなく、お子様用の甘酸っぱいお酒といった感じ。





妻は残しましたが。。。

試してくださいm(._.)m  


2011年09月18日

秘伝チキントマトソースラーメン

9月18日、秘伝チキントマトソースラーメンを開発

ある方の投稿からヒントを得て、ちょっと作ってみた。

ある方の投稿とは、、
特製チキンカレーラーメン o(^▽^)o




これは、実に旨そうだ。
どうやら、チキンラーメンがベースらしい。
投稿者へ質問を試みたが、企業秘密とのことで歯切れが悪い。。。


ならば、夕食で試そうと近所のスーパーへ。


これも良さそうだ。




こんなのも有りだな。。と目移りする。。。




ひとまず、今日はこの位にしておくか。。




さて、調理開始。

ここで、ちょっとしたコツがいることを発見!!
しかし、これは企業秘密にしておこう。。

まずは、特製チキンカレーラーメン+大辛




次に、秘伝チキントマトソースラーメン




家族の感想:
特製チキンカレーラーメン+大辛は普通のカレーラーメンかな。。
秘伝チキントマトソースラーメンはおいしいけど、
ラーメンよりパスタの方がいいじゃん
┐(´-`)┌

ごもっともな感想です。。。(゚o゚;;  


2011年09月17日

青年性扁平疣贅??

9月16日、手の甲のデキモノが気になり佐々木皮膚科へ

左手の甲に、無数の小さな隆起があることに気づき、佐々木皮膚科で看ていただきました。
大きいの、小さいの含めて十数個あります。



受診の結果、「扁平疣贅」。 イボでした。
念のため、比較的大きな3個を液体窒素で焼きましたが、特に気にすることは無いそうです。
ハトムギ茶が効くと勧められました。


帰宅後にwebで検索すると、、、
http://www.cocokarada.jp/disease/detail/K4100019/index.html

青年性扁平疣贅

顔や手の甲などに、2~3mmのやや盛り上がった平べったい薄茶色の小さないぼ(扁平疣贅[へんぺいゆうぜい])がたくさんできます。
「青年性」という診断の名のように、中年以上ではほとんどみられず、抗体が形成されれば自然治癒します。
一般に、少しムズムズとかゆくなると落ちる時期ともいわれています。
特別な治療は必要ありませんが、暗示療法として、ハトムギ(ヨクイニン)内服や、ハトムギ茶がすすめられます。
この病気では、皮膚を刺激すると、いぼがそのところに次々とできてしまいます(ケブネル現象)。
手でひっかいたり、顔ではかみそりを当てることは絶対にしないようにします。

「中年以上ではほとんどみられず」がポイント!
中年以上としては、ちょっとうれしい気分です(^^)v  


Posted by nmaruGT at 12:26Comments(0)健康・体のこと

2011年09月15日

外科受診(検査結果 手術方針)

9月15日、検査結果を聞くため外科を受診

本日も妻同伴です。
検査結果と患部の状況、手術の方針につて説明を受け、手術日程を決めました。
当初心配していた、「肛門が残るのか」については、残せること、
進行度は、恐らくⅠ期と思われる早期癌であること、
など、早く発見できて良かったと思える結果でした。

入院は9月28日、手術は30日と最短日程を確保しました。

以下、医師とのやり取りについて、備忘録として残します。



<患部の状況>

おそらくⅠ期の癌である。
内視鏡で捲り取っても不完全になるため、開腹切除手術になる。
肛門から7-8センチ位のところに癌がある。
組織の検査結果は腺癌である。



<進行度の解説>

進行度は0, I, II, IIIa, IIIb, IV期の順で進行した状況となる。
0期:ごく早期のがん(粘膜内がん)、転移の報告なし
I期:所属リンパ節に転移がなく、腸管壁への浸潤も固有筋層(腸管壁内)にとどまる
II期:所属リンパ節に転移がなく、腸管壁への浸潤が深い(固有筋層を貫く)状態
III期:腸管壁への浸潤にかかわらず、所属リンパ節転移のある状態
  IIIa:所属リンパ節転移(1-2群)が3個以下
  IIIb:所属リンパ節転移が4個以上あるいは、所属リンパ節の最も離れた部位(3群)リンパ節に転移
IV期:肝や肺などの血行性転移、腹膜転移、遠隔リンパ節転移(所属リンパ節外)がある場合





<大腸(直腸)癌の解説>

癌は必ず腸の内面から発生する。
大腸の壁は数ミリ程度で、1センチも無い厚さ。
大腸は内面に粘膜、途中に筋層、外側に漿膜という丈夫な膜がある。
何年でどれだけ大きくなるかはよく分かってない。
癌はたった1個の細胞から大きくなり、認識できるまでに数年から10年位かかる。





<手術について>

粘膜だけにあるものは内視鏡で取れる。(0期)
今回の癌は粘膜より下の粘膜下層に少し入っていると思われる。
粘膜下層へ少し入ると、10-15%位の確率でリンパ節へ転移する場合がある。
この恐れがある以上、リンパ節も含めて完全に摘出すれば直る確率が高まる。

手術は全身麻酔で行う。
根治するかどうかは癌がきれいに取れるかどうか、転移があるか無いかだ。
多くは直るといっても、フォローアップが必要だ。
恐らくⅠ期なので、5年生存率は9割位だ。

今回は、早期の直腸癌で手術は癌を含めた前後の腸を切り取る。
病変がある少し下から上はS字結腸まで上側を多く筒状に切り取る。
人間の構造上、S状結腸まで切らないと縫えないからそのような切除になる。

肛門からかなり近いので技術的に縫合は難しい。
機械を使って縫う。
手術は5時間位かかる。



今の予定では、人工肛門は考えていない。
人口肛門は患部の位置で決まる。
肛門に近ければ間違いなく人工肛門になる。
今回の位置では人工肛門にはならない。

但し、合併症が起きた場合は人工肛門になることがある。
その際は一時的な人工肛門になる。
一時的に人口肛門にした後に、元に戻す。



<手術後について>

豊橋市民病院は大腸癌の手術が年間200人を越える。
そのうち直腸癌は50-60人行っており、日常的な手術だ。

手術後の合併症が無ければ、この手術の平均的な入院期間は2週間位だ。
それには、縫合箇所がしっかり付かないといけない。
うまく付かないと腸の中身が漏れて腹膜炎など合併症になることがある。
もし、それが起きると2週間の入院が2ヶ月になる場合がある。
これが起きる確率は3-5%位だ。

術後2日目までは絶食だ。
縫合不全を抑えるためと、縫合不全の情報を得るために、管を入れる。
これは血抜きなどのドレインのことだ。
問題ない時期まで入れるが、通常5-6日で抜ける。



<後遺症について>

便通には支障が出る。
直腸は便を溜めておく所、そこが無くなるので便が来ても分からなくなる。
だから、失禁になる。
何回もトイレに入らなければならなくなる。
この症状は残念ながら出る。
時間とともに克服は出来るが、最初の頃は悩まれると思う。
漏れてしまうことを我慢できない。
人により症状は様々であるが、
多くの場合はその人なりのやり方で殆ど克服できている。



<抗癌治療について>

抗がん剤治療が必要なのはⅢ期以上の場合だ。
リンパ節に癌が認められた場合にも必要になる。

抗がん治療は通院で行う。
期間は飲み薬で約半年位になる。



<手術の日程>

入院:9月28日
手術:9月30日


<その他>

両親の病歴を紹介。

血液の脂質を下げる薬を今年の3月から飲んでいる。→問題なし。

お腹の状態をエコーで診断。

入院の説明を看護師から受ける。
インフルエンザ等の予防接種は手術の前後1ヶ月以上の期間を開けることが必要。

セカンドオピニオンに関しては、内容を納得したので行わない。

事前の検査を実施
レントゲン撮影
検尿
採血
心電図
肺活量測定

診断書入手
手術に関する同意書入手

がん保険申請書作成依頼


以上

http://www.onaka-kenko.com/earlydetection/digestive-organ/large-intestine-cancer/
使用した図は上記URLから転載
  


2011年09月15日

ワーク

9月15日、昨日からワークを開始

9/12のスピリチュアルカウンセリングでいただいたワークを、9/14から始めました。

久保先生からいただいたそのワークとは、

自分のやりたいこと、好きなことを見つめて書き記す、
1.ポジティブ ノート

過去や現在の嫌なこと、マイナスなことを書き記して破り捨てる、
2.ネガティブ ノート

両親への感謝の気持ちを書き記す、
3.感謝ノート 父へ
4.感謝ノート 母へ

そして、特に先生からいただいたワークではありませんが、もう1冊感謝ノートを作成しました。

このワークにはやられますね。
涙腺緩む、、、
見えてくる、、、
吹っ切れる、、、



更なるワークも開始しよう。。  


2011年09月14日

内科受診(検査結果)

9月14日、検査結果を聞くため内科を受診

これまでの検査結果について内科医の立場から説明を受けました。
本日は大事な説明ということで、妻も同伴です。

まずは胃カメラの結果から。
・食道から胃の入り口に傷があります。
 これは胃酸が逆流して起きる逆流性食道炎です。
 症状としては胸焼けやつかえ等で、
 症状が無ければほっといて良いです
・胃は全体に胃炎気味ですが、これは年齢とともに現れるもので、
 粘膜が全体的に歳をとっているということです。
 40-50歳になれば、10人中8人位は胃炎になります。
 奥さんも二十歳の頃の肌にかないっこ無いでしょ!
 それと同じです。(ほっとけ#:妻)
・食道や胃には癌はありません。 
 (ふぅ~)

続いてCTの結果
・直腸にかろうじて分かるかなというくらいの変化がありますが、
 腸の外には飛び出していません。
・腸の壁は厚くなっていますが、周りへの転移はありません。
 (よかった~)

バリウム検査の結果
・腫瘍の高さが無いので分かりにくいですが、
 直腸の襞を越えたところに癌があります。
・そこから奥の大腸は問題はありません。

総合所見として、
手術に関して、場所が下の方なので腹腔鏡では無理だと思います。
外科の先生がどういう判断をするかは明日尋ねてください。
手術の具体的な方法やスケジュールに関しても、明日相談してください。

腸の粘膜層は越えていますが、早期癌だと思います。
筋層は越えていないと思います。
ただ、患部は腸壁がかなり厚くなっています。
癌の部分だけではなく、転移のこともあるので
リンパ節をどこまで取るかということになると思います。
????(さっきは転移は無いと言ったが。。。)

どのくらいの進度なのか、
どこまで取らなくてはいけないのか、
どんな手術になるのか、
抗癌治療が必要なのか、

内科の先生には分からないようでした。

明日を待ちます。  


2011年09月13日

御守

9月13日、御守が届く



最近の帰宅時間はかなり早い。

殆どの仕事を振り分けて、手術に向けて今は意図して無職の状態なのです。

だから、帰宅は7時前後。

これまでの普通に11時や午前様に比べたら、帰って来て何するの? といった状態。



健康的に早い夕食を食べて、PCに向かっていると「ぴんぽーーんっ」と。

最近、通販買ってないし、ご近所さんかな、、、と思い玄関を開けると、、、

天津木村でした。





私の弟、天津木村と同じ顔です。全く同じなのですよ。。



さて、彼はホントに心の優しいかわいい弟ですよ。

わざわざ御守を届けてくれたのでした。

それも、私が初詣を欠かさない、田峰観音の!

(昨日のブログで少し話題にした おみくじ の場所)


じわーっと心が暖かい物でいっぱいになりました。

ありがとう。

  


2011年09月12日

スピリチュアルカウンセリング セレニテにて

9月12日、スピリチュアルカウンセリングを受けました

どすごいブログを巡回していたら、
「岩盤浴セレニテ 色黒女将の徒然日記」に、9月12日(月)スピリチュアルDAY開催! とあり、
「スピリチュアルカウンセラーの久保先生が、明るく前向きに幸せに向かって歩けるようセッションしてくれます」などと記載されているではありませんか。
矢も盾もたまらず、予約を取ったのでした。

実は、占いや血液型などには殆ど興味が無く、初詣でおみくじを引くことが唯一の楽しみだったのです。
(システム手帳に貼り付けたおみくじを、折に触れて読み返していたりする)
そんな私をスピリチュアルカウンセリングへ向かわせたのは、ブログ「岩盤浴セレニテ 色黒女将の徒然日記」の内容。
人をその気にさせます。

予約の時間に遅れそうになりながら、現場へ5分前に到着。
車のナビ(ソフトが古い)では検索できず、仕方なく小さなiPodにナビをさせたのでした。
岩盤浴セレニテへ初めて踏み込むドキドキと、スピリチュアルカウンセリングへの緊張で、相当脈拍が上昇していたはずです。

初めてお会いした久保先生は線の柔らかい方で、一瞬で緊張はほぐれ、リラックス気分になりました。

名前を告げてセッション開始。初回なので30分でお願いしました。
まず、カードが引かれ、その内容を読むように促され、それを読むと。。。
感動が体を走りました。自分の状態が記されていたのです。

幾つかのやり取りのなかで、私の過去に触れて心の傷を癒してくれました。
そして、具体的なワークもいただきました。

本当にすばらしいセッションでした。
これまでのモヤモヤはすっきりと晴れ、今すべきことが明確になりました。
久保先生↓↓↓ 本当にありがとうございました。


「岩盤浴セレニテ 色黒女将の徒然日記」より写真転載