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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2011年09月07日

腹部エコー、胃カメラ検査

9月7日、腹部エコー、胃カメラ

本日は、他の臓器や上部消化器に異常がないかを検査しました。
本日も妻同伴です。

腹部エコー検査は、体にゼリーを塗って探触子(プローブ)を当てて画像を採取します。
体への負担はまったく無く、短時間で検査は終了しました。

胃カメラは、難儀しました。
最初に、のどへ麻酔薬を5分間溜めてカメラを飲み込みやすい状態します。
胃カメラ検査に訪れている方々は、ほぼ高齢の大先輩で、70-80才くらいの方たちばかり。
皆さん、ベンチで上を向いてのどに麻酔薬を溜めている様子。
私の番がやってきて、看護師さんから説明を受けて、胃の中を清浄化する薬を飲んだ後にのどの麻酔を開始。
胃カメラは飲み込むときがきついと聞いていたので、なるべくのどの奥へ麻酔薬を溜めるようにのどを開き気味で薬を受けました。
が、これが後に悲劇を生みました。

のどの奥へ麻酔薬を溜めることなど出来ないのです。(冷静に考えれば)
危うく飲み込みそうになり、1分もしないうちに噴出してしまいました。
のどの奥へ麻酔薬を入れたため、のどの奥が麻痺して痰が詰まって咳き込むのですが、つばを飲み込むこともできずちょっとした騒ぎに。。。
高齢の大先輩が平然とのどの麻酔をしている中、ゲホゲホ咳き込み看護師に背中をさすられている中年のかっこ悪さと来たら。。

検査室に通され、胃の動きを抑える注射を一本と、先ほどの清浄剤が行き渡るようにベッドの上で2回転させられた後に飲み込み開始です。
口にマウスピースをして小指の太さほどの胃カメラが挿入されて行きます。
胃カメラは、言われていた通りきつく、飲み込む時にかなりの抵抗がありました。
涙は出るわ、何回も戻すわで、検査する先生や看護師の方のご苦労が伺えます。
のど元を過ぎれば比較的スムースに胃まで挿入され、十二指腸までを検査しました。
検査中の画像はモニターで確認できるので、病変を見逃すまいとしっかり凝視しました。

良かったことは、食道、胃、十二指腸にポリープなど無かったこと。
ただ、胃に慢性の胃炎があるとのことでした。心当たりや症状は無いのに。。

さあ明日、9月8日は直腸癌の位置を正確に知るためのバリウム検査です。

一番の心配事は、肛門を残せるか否か。祈るばかり。。。