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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2015年05月24日

【父と散歩】 一ヶ月ぶり

2015.5.24
【父と散歩】 一ヶ月ぶり


父は私が誰なのか認識できなくなっていた。
(父は1年半前に脳梗塞で倒れて入院中)



父は終始私のことを、

「先生」または「副院長先生」と呼んでいた。


目は殆ど見えてないようだ。



「髪が伸びたから切ってあげて欲しい」

と母の電話を受けてから暫く経っていた。


気持ちいい気候の今なら
院外に出ることが刺激になる。

散髪は病院の駐車場でしてあげた。


爽やかな風と
日の光にあたりながら、


「気持ちいいなぁ~」


そう言ってくれるだけで嬉しい。


散髪を終えて、
暫く周辺を車椅子で回った。


自然の刺激が
よい変化を起すのではと期待して、

花の近くで車椅子を停めてみたけれど、
よく見えていないようで反応は無かった。。。








散歩を終えて、
院内で会話をしたけれど、
以前のような冗談は最後まで聞こえなかった。

かみ合わない会話・・・


悪くなっていくことは仕方ないのなら、
せめて悪くなる速度を抑えることが出来ればと思う。。。








いつもありがとう  
タグ :脳梗塞