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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2011年11月19日

朝の散歩風景

11月15日、朝の散歩風景


自宅療養の最終日の朝、ワンコとふるさと公園を散歩。

ふるさと公園の紅葉はまだまだ始まったばかり。

ふっ と見れば、少し色付いた良い枝を発見。









同じ枝でも、撮り方で表情が変わるもんだなぁ~



家の近くの林には、見事な千両の群生!







ずぅーーーっと見てても、飽きんなこれは。。。  


2011年11月19日

低位前方切除術とは?

11月18日、低位前方切除術


「低位前方切除術」って一体何??

これは、私が受けた直腸癌切除手術の名称だ。

ここで言う、「低位」とは、
直腸を切離して吻合する位置を意味し、
腹膜反転部より下を「低位」と呼ぶ。

肛門間近で切離する場合は「超低位」となる。

そして「前方」とは、
口側(肛門とは反対側)から手術行う方向を示しており、
開腹して肛門の反対側から病変を切除することを意味する。
肛門側から手術を行う場合は「後方」となる。


私が体験した手術「低位前方切除術」は、
お腹を切り開き、
病変を直腸とともに切除し、
腹膜反転部より下で、
残った直腸と結腸を吻合する手術のことである。




腹膜反転部より下は、骨盤の底の部分で非常に狭く、手で直腸と結腸を縫合することは困難である。
そこで、現在は自動吻合器によって狭い骨盤の底であっても腸を繋ぐことが可能になった。
自動吻合器が用いられる前は、直腸切除イコール人工肛門を作ることとなっていた。

自動吻合器が開発されてから、「低位」で行う手術でも肛門を温存する手術が可能になったのである。


自動吻合器を使った手術とはどのようなものなのかについては、上図の青枠の中に概略が示されているが、詳しくは次回で説明したい。