すべての人を輝く宝に!自分軸を見出して【人生第三章】を意図して生きる › ガン・入院・手術関連 › 術後1日目
2011年10月04日
術後1日目
10月1日、術後1日目
手術後1日目までは絶飲食。
栄養分は点滴のみで補充する。
6時15分、腕からの採血でこの日が始まった。
8時15分、2回目の採血。左足付け根の動脈から。
下腹部の痛みは、四箇所から一箇所へ減っていた。
昨晩の痛み止めの交換で、自分に合った鎮痛剤が見つかったからだ。
9時、看護師に体を拭いてもらい、和式の寝巻きへ着替えた。
その後、回診があり、特に問題は無いとのこと。
体温は37度前後の微熱。血圧も特に問題はない。
10時45分、術後の初歩行を行った。
鎮痛剤が効いていなければ、呻き声を上げる状態の中、初歩行をさせられるのだ。
当然、傷口は塞がっていないし、腹筋は切れたままだ。
だが、これをすることで術後の回復が断然違う。
母親の入院でもこの事実を見てきた。
少しでも動くことで、見る見る良くなっていったからだ。
寝ているベッドを徐々に起こしていった。30度、45度、90度。
お腹の傷口付近から悲鳴が上がる。
足をベッドの横へ出すこともままならず、補助してもらわなければどうにもならない。
それでも、点滴棒の取っ手にかなりの体重をあずけ、
重心が両足の真上にくるように前かがみになり、
足の力だけでベッドから腰を離すことができた。
腰が引けた状態ながら、立ち上がることは出来たのだ。
そこから、一歩一歩、足を交互に前へ運ぶ。
全く思い通りにならない。
それでも、病室の扉を開けて外へ歩み出た。

目まいがすることは無かった。
深く息を吸って、吐いてを繰り返し、目標は外のトイレまで往復できるか。
行ってみるか。
5メートルほど進んで息が荒くなり、半分程度でいやな汗が滲んできた。
そこで引き返してしまった。
行くことができれば。尿管が抜けて自分で出来るのだ。
しかし、今の状態では、ベッドから起き上がって、用をたすまでに十分な時間が無い。
尿管は明日抜くことにして、午後も歩行することにした。
初めての歩行後は痛みが出だし、痛み止めの点滴を追加した。
しかし、痛み止めの効きが非常に良く感じた。
そのまま、うつろうつろと眠りに付き、目覚めると明らかに良くなっている。
午後3時過ぎに、息子と田舎の母が見舞いに来てくれた。
徐々に回復しているとはいえ、言葉を交わす状態にまでに至っていない。
小さな物音も気になるくらいセンシティブな状態なだけに、
息子とは握手を交わすのが精一杯であった。
息子もそんな自分の姿に相当なショックを受けていたようだ。
妻は息子を家へ送り、とんぼ返りで病院へ泊り込みだ。
午後5時30分、2回目の歩行を行った。
朝に比べれば格段に歩きやすい。
前屈みで、スローペースではあるが、確実に距離が伸びた。
病棟の端から端を往復できるまでに回復していた。
歩行後に横になると、明らかに体中の巡りが良くなっている感覚がわかる。
痛みは残っているのに気分は良いのだ。
その晩も、妻の献身と痛み止めの効果で、何とか乗り切ることが出来た。
手術後1日目までは絶飲食。
栄養分は点滴のみで補充する。
6時15分、腕からの採血でこの日が始まった。
8時15分、2回目の採血。左足付け根の動脈から。
下腹部の痛みは、四箇所から一箇所へ減っていた。
昨晩の痛み止めの交換で、自分に合った鎮痛剤が見つかったからだ。
9時、看護師に体を拭いてもらい、和式の寝巻きへ着替えた。
その後、回診があり、特に問題は無いとのこと。
体温は37度前後の微熱。血圧も特に問題はない。
10時45分、術後の初歩行を行った。
鎮痛剤が効いていなければ、呻き声を上げる状態の中、初歩行をさせられるのだ。
当然、傷口は塞がっていないし、腹筋は切れたままだ。
だが、これをすることで術後の回復が断然違う。
母親の入院でもこの事実を見てきた。
少しでも動くことで、見る見る良くなっていったからだ。
寝ているベッドを徐々に起こしていった。30度、45度、90度。
お腹の傷口付近から悲鳴が上がる。
足をベッドの横へ出すこともままならず、補助してもらわなければどうにもならない。
それでも、点滴棒の取っ手にかなりの体重をあずけ、
重心が両足の真上にくるように前かがみになり、
足の力だけでベッドから腰を離すことができた。
腰が引けた状態ながら、立ち上がることは出来たのだ。
そこから、一歩一歩、足を交互に前へ運ぶ。
全く思い通りにならない。
それでも、病室の扉を開けて外へ歩み出た。
目まいがすることは無かった。
深く息を吸って、吐いてを繰り返し、目標は外のトイレまで往復できるか。
行ってみるか。
5メートルほど進んで息が荒くなり、半分程度でいやな汗が滲んできた。
そこで引き返してしまった。
行くことができれば。尿管が抜けて自分で出来るのだ。
しかし、今の状態では、ベッドから起き上がって、用をたすまでに十分な時間が無い。
尿管は明日抜くことにして、午後も歩行することにした。
初めての歩行後は痛みが出だし、痛み止めの点滴を追加した。
しかし、痛み止めの効きが非常に良く感じた。
そのまま、うつろうつろと眠りに付き、目覚めると明らかに良くなっている。
午後3時過ぎに、息子と田舎の母が見舞いに来てくれた。
徐々に回復しているとはいえ、言葉を交わす状態にまでに至っていない。
小さな物音も気になるくらいセンシティブな状態なだけに、
息子とは握手を交わすのが精一杯であった。
息子もそんな自分の姿に相当なショックを受けていたようだ。
妻は息子を家へ送り、とんぼ返りで病院へ泊り込みだ。
午後5時30分、2回目の歩行を行った。
朝に比べれば格段に歩きやすい。
前屈みで、スローペースではあるが、確実に距離が伸びた。
病棟の端から端を往復できるまでに回復していた。
歩行後に横になると、明らかに体中の巡りが良くなっている感覚がわかる。
痛みは残っているのに気分は良いのだ。
その晩も、妻の献身と痛み止めの効果で、何とか乗り切ることが出来た。
【大腸の検査は】 断然内視鏡がいい
【7年経過】 ブログを開始してから
【涙が出る】 6年前のこと
【小林麻央さん】 ご冥福をお祈りします
【あのライフジャケット】 ある50代男子の場合
【すっかり忘れるほど】 快復している!
【卒業見込み証明書Get!】 5年点検
【定期健診】 問題なし!
【異常なし】 5年目に突入~♪
【ひどい目にあっても】 なぜかうれしい!
【あと2年待たないと】 がん保険の見直し
【今日は3か月毎の通院日】 お腹の調子は良さそうだけれど・・・
【指先にイボが出来ていたとき】 ふと思い出したので記録として・・・
【前日の一番の気がかり】 それはおなかのこと・・・
【心は違う方向へ】 2011年8月以降の心の変化
【7年経過】 ブログを開始してから
【涙が出る】 6年前のこと
【小林麻央さん】 ご冥福をお祈りします
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【定期健診】 問題なし!
【異常なし】 5年目に突入~♪
【ひどい目にあっても】 なぜかうれしい!
【あと2年待たないと】 がん保険の見直し
【今日は3か月毎の通院日】 お腹の調子は良さそうだけれど・・・
【指先にイボが出来ていたとき】 ふと思い出したので記録として・・・
【前日の一番の気がかり】 それはおなかのこと・・・
【心は違う方向へ】 2011年8月以降の心の変化
Posted by nmaruGT at 22:54│Comments(2)
│ガン・入院・手術関連
この記事へのコメント
こぶたママ ゆーちゃんさん
その後、すばらしい回復と思っていましたが、10/5-6にかけて、痛みが振り替えしました。
3歩進んで2歩・・・のような感じですが、確実に進んでいきます。
このあたりは、後ほど記事にします。
辛いとき、つい、妻に甘えてしまいますが、全力でいろいろ世話をしてくれるので、心から感謝しています。
その後、すばらしい回復と思っていましたが、10/5-6にかけて、痛みが振り替えしました。
3歩進んで2歩・・・のような感じですが、確実に進んでいきます。
このあたりは、後ほど記事にします。
辛いとき、つい、妻に甘えてしまいますが、全力でいろいろ世話をしてくれるので、心から感謝しています。
Posted by nmaruGT
at 2011年10月06日 19:48

おはようございます。
激しい痛み、思うようにならない体。
少しでも痛みが和らぎ
1日も早く回復されますよう、お祈りします。
奥さまに頭が下がります。
激しい痛み、思うようにならない体。
少しでも痛みが和らぎ
1日も早く回復されますよう、お祈りします。
奥さまに頭が下がります。
Posted by こぶたママ ゆーちゃん
at 2011年10月05日 08:08
