すべての人を輝く宝に！自分軸を見出して【人生第三章】を意図して生きる

2014.6.11
　【電話の向こうで母は泣いていた】　焦り


気持ちは焦っていた。


「典利・・・
　お母さんの髭剃りは下手だ。。

　お前じゃないと・・
　顎の下がうまく剃れんだ」


父があんなことを
わざわざ電話で話したってことは・・・
（父は脳梗塞で倒れて入院中）



今朝、
母に電話した。


「病院に外出許可をとってほしい」


「お父さんの誕生日（7月9日）には
　外出をプレゼントしたいと思ってたの」


「いや、そんなの遅いよ！
　今週末にしたいんだよ！！

　先生に聞いて欲しい」


昨日の投稿に
沢山のメッセージを頂いた（感謝）。

その中に、


「 あの時ああすれば良かった、
　が未だに私の中にあります。

　してあげられる事、してあげたい事は、
　是非してあげて下さい」


ヤバイ！時間が無い！！


夕方、母から電話があった。
今日は殆ど目を開けないと。。。


「あっ
　ちょっと待って、

　今、ちょうど目が覚めたみたい。
　電話をわたすから・・・」


「の・のり・と・し・・・か・・
　あし・た・・き・て・・く・・・」


「わかったよ、お父さん、
　明日行くから」


「・・・・・・・・・・」




「お母さん、
　外出の件はどうだった？」


「こんな容態じゃダメだって・・・」





夜、母からまた電話があった。


「今日CTを撮ったら
　脳の黒い部分が拡大したって
　先生が言ったじゃんね・・・」


「不整脈で血栓が飛んだのかね・・」


「脳の血流を促すクスリを打ったら
　少し調子が戻ってね。

　先生がもう帰っていいよって、
　今、家から電話しとるだよ」


「明日行くから、
　とにかく様子を見に行くわ」


「来てくれるう。。。
　お父さんも典利って、言ってたから（泣）」








いつもありがとう