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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2017年08月19日

【人の命】 は心の拠りどころ

2017.8.19
【人の命】 は心の拠りどころ



「お父さんの延命治療だけど、

 どうしようか・・・」



母からの電話だった。



「長生きさせてよ!」



何を訊いてくるのかと、

内心、腹立たしかった。



彼女が日々、

いきいきと生活できる原動力は、

まぎれもない父の命が燃えているからだ。



ちょうど一年前、

脳梗塞で寝たきりの父は

夏風邪をひいて危篤状態に陥っていた。



家族はかわるがわる、

昼夜にかかわらず病室へ詰めて、

全力で父の命を支えて今がある。



「お父さんはよく頑張ったね・・・」

母は最近、よく口にするようになった。



「こんなに小さくなっちゃった・・・」



こどもを抱き上げるようにおどけてみせた。



昨年からの変化で、

何かしらの迷いが出てきたのだと思う。



まだ、迷う時ではないと思った。



いつか必ずやってくることだけれど、

今は精一杯、全力で、やれることを全てやる。



だって、

父の命は、母や家族の拠りどころだから。







いつもありがとう