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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2017年08月04日

【こども達のニーズ】 完全に外す・・・

2017.8.4
【こども達のニーズ】 完全に外す・・・


8月3日に開催された

【四谷千枚田で自然観察×閉校した連谷小学校でドローン体験】



私は午前の部、

「自然観察」を担当しました。



夏休みの自由研究の題材用にと、

113年前の山津波災害に関する痕跡を尋ねて、

「四谷の千枚田」の上部、北東側に

こども達を案内するプログラムを用意していました。



スタートは、第一駐車場から。

「四谷の千枚田」を下から眺める位置に立つ、

看板の内容に興味を持ってもらってから、








第二駐車場へ移動して、

そこから千枚田を北東側へ歩いて上り、

そこで山津波の痕跡を間近で見ることで、

自然の力に対する人間の無力と、

災害から復興した棚田を前に、

人間の底力を感じてもらおうとしていました。



ボタンのかけ違いは、

第一駐車場ではっきりしました。



私自身が保護者に説明していること。

そして、

こども達が説明を聞いていないことに気付きました。



殆どのこども達は、

トンボやバッタ、カエルやカニ、トカゲを見つけること、

そして、つかまえることに夢中になっていました。



第二駐車場から、山津波の痕跡へ移動する際も、

こども達は自由気まま! 思うがまま!

虫を追いかけてコースを外れ、

目的地になかなか到着しない。








それは、

私のプランが、

こども達が本当に欲していたものから、

かけ離れていたために起きたことだったのです。



「お客様」=「こども達」

自分がこどもの目線で考えたプランなら、

もっと違っていたはずです。



棚田の中に解き放ち、

発見したことから生まれる疑問や質問に対して、

さらに考えさせて、答えを導く。

そのようなやり方が良かったのかもしれません。



もしくは、

こちらから事前に幾つかの質問を投げかけて、

棚田の中から、こども達が発見し、答えを導き出すよう

仕向けた方がよかったのかもしれません。



いずれにしましても、

顧客起点で価値を提供出来なければ、

「また来たい」という気持ちは生まれないでしょうね。



こども達の声に耳を傾け、

こども達の行動を観察して、

こども達が本当に必要としていることを探して、

期待を超える感動につなげていきたい♪



勉強になりました!









いつもありがとう