プロフィール
nmaruGT
nmaruGT

のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


オーナーへメッセージ


QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 43人

2017年12月18日

【Customer-centric】 お客さん自身は分からない

2017.12.18
【Customer-centric】 お客さん自身は分からない


今、

「デザイン思考」を利用した

価値創出に力を入れています。



各チームがぶち当たっている壁、

それは、

「お客様のインサイト(ニーズ)は何か?」



あなたは、iPhoneが発売された10年前。

(一部の熱狂的なアップルファン以外の方で)

「あ、それが欲しかった!」と思えただろうか。




「画面が汚れる」

「バッテリーが持たない」

「かさばる」(当時は)

「遅い」

「高い」

「・・・」



否定的な意見は多々ありましたが、

今やiPhoneが先導したスマホ市場は、

爆発的に膨らみ、更に進化し続けています。



iPhoneのような怪物商品は、

モノ・コト両面で、

お客様の「それが欲しかった!」を、

後から気付かせてくれました。



iPhoneが世の中に出るまで、

iPhoneのようなモノやコトが

欲しいと思っていた人は、

ほぼ居なかった、はず。



だから、

「新しい価値の創造」をすることには、

生みの苦しみが伴うのです。



どれだけお客様にインタビューしても、

本当に欲しているコトやモノは、

お客様の口からは出てこないのです。

お客様自身にも分からないのです。



ではどうするのか?

お客様を観察し、対話し、背景を知り、

感情の動きを知り、お客様になりきり、

欲しているモノやコトの本質を掘り起こすしか

方法は無いと思います。



現場です。

現場のお客様に触れる中で、

本質的な問題を発見するしかないのです。



我々はこの高い山に、

手抜きすることなく進んでいくしかありません。










いつもありがとう