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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2020年01月05日

【都会の中の】~食料難民~

2020.1.5
【都会の中の】~食料難民~


新春のご挨拶にAさんの実家へ。



Aさんの実家は名古屋市のほぼ中心。

地下鉄の駅は歩いて1分。

バス停も1分。

名古屋高速のインターへは車で3分。



ある意味、

便利過ぎる立地です。



ところが最近、

徒歩1分圏内にあった

大型スーパーが撤退してしまいました。



そのスーパーは、

長い間その地にあったため、

周辺にあった小さな商店は淘汰されて、

地域唯一の食糧補給基地になっていました。



それが、

経営難なのでしょう、

撤退してしまったのです。



撤退によって大きな問題が!



なんだかわかります?

私はそれを聞いて耳を疑いました。



便利な都会なのに、

周辺に商店が無く、

高齢者の食料難民が出てしまったのです。



Aさんの両親も、

その食料難民になってしまったのです。



名古屋市なので、

交通網は発達しています。

バスも地下鉄も走っていますから、

離れたスパーにも難なく行けます。



しかし、

食料品は「重い」のです。



高齢者は、

足腰や筋力が弱っています。



重い食料品を持ち帰るにも、

体力がありません。



牛乳パックはひとつ1キロ。

2パックは持ち帰りたい。

けれど「重い」



では、

カートを引いて、

買い物に行けばいいのでしょうか?



確かに平たんな場所だけなら、

カートを引けば楽でしょう。



しかし、

地下鉄の駅は、

全てエスカレーターやエレベーターが

あるとは限りません。



バスの昇降には、

大きな段差が待ち構えています。



高齢者にとっては、

拷問なのです。



名古屋市は、

高齢者無料パスを配布していますが、

財源の一部をバリアフリー化に充てないと、

この先

食料難民などで孤立するお年寄りが

増え続けてしまうと思われます。



都市部における少子高齢化の問題は、

どんどん大きくなっていくでしょう。



どうする??






いつもありがとう