すべての人を輝く宝に!自分軸を見出して【人生第三章】を意図して生きる › 2024年10月28日
2024年10月28日
第一章: 「故郷に息づく心のよりどころ」
## 心のよりどころを未来へつなげる:「新たな価値の創造」
この物語は、丸地典利が故郷に戻り、
地域再生と自己発見の道を歩む姿を描いています。
彼は47歳で大腸がんを患い、
そこから自分の人生を振り返り、
故郷の人々や自然が
自分を育ててくれたことに深い気づきを得ます。
この気づきが、
地域への感謝と恩返しの思いを生み出し、
田んぼの再生や古民家の活用を通じた
地域活性化に取り組む原動力となります。
棚田のオーナー制度や
古民家を使った研修施設の設立を通じ、
訪れる人々が自然と触れ合いながら
自分の力や可能性に気づき、
それを磨いて輝かせることができる場を
提供しようとしています。
プロジェクトはまだ途中ですが、
自然との一体感を大切にしながら、
地域経済の活性化にも寄与しつつ、
人々が癒され、
成長できる場所を目指しています。
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## 第一章: 「故郷に息づく心のよりどころ」
今、私は故郷にある古民家に座っています。
この場所に戻ってきて、最も強く感じるのは
「感謝」の気持ちです。
ここは私が生まれ育った土地であり、故郷です。
幼少期から中学、高校、大学、そして就職まで、
私はずっと自分の力で生きてきたと信じていました。
しかし、47歳のときに大腸がんを患い、
大手術を受けることで、
人生を深く考え直す時間が与えられました。
病気はつらい経験でしたが、
それがなければ私は、
自分がどれほど多くの支えを受けて
生きてきたかに気づくことはなかったでしょう。
私の両親はこの地域で商店を営んでおり、
地域の人々が日々の生活に必要なものを
買いに来てくれていました。
その収益が私の大学進学を支え、
私の成長を支え続けてきたことに気づいたとき、
私は感謝の念でいっぱいになりました。
これまで見えていなかった地域の人々の支え、
自然や風景への想いが、
病気を通じて初めて言葉として形を成し、
私の心に刻まれました。
この地域が抱える少子高齢化や
過疎化の現実を考えるとき、
私を育ててくれた人々に恩返しがしたいという
強い思いが沸き上がってきました。
今度は、私がこの地域を支え、
未来に向けて役立つことをしていきたい。
それが私の原動力となっています。
