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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2012年11月12日

じゃあ、あなたの『核』は、なに?

2012年11月12日 じゃあ、あなたの『核』は、なに?


日経夕刊の連載小説「ファミレス」を
妻は毎日楽しみにしています。

それは、以前のブログで紹介したとおり。。。

今日の夕刊も、
ある意味絶好調でした。。。




桜子は夫の一博に
離婚を切り出して、
二人で下町へ出かけた場面でした。


下町で金平糖を食べながら、
桜子は一博へこう言いました。


「人間も金平糖と同じように、
一人ひとりにそれぞれ
『核』があると思うの。
その人の人生の始まりっていうか
原点みたいなもの」


金平糖には『核』があって、
斜めの釜の中で転がりながら
糖蜜をかけられて熱せられ、
『核』が糖蜜に覆われて
そして成長して角が出てきます。

『核』が無ければ、
金平糖は成長しませんし、
存在すらしないのです。

金平糖を食べながら、
桜子は一博へ、


「じゃあ、あなたの『核』は、なに?」


こ、こわ~
こんなこと、聞かれたくないわ。。。

妻は今日のこの小説、
どんな気持ちで読んだんだろう。。


慌ててむせる一博にかまわず、
桜子は言う。

「あなたの『核』がどんなものか、
悪いけど、
わたしにはわからない。
あなたの人生にほんとうに『核』が
あるのかどうかも、ね」


ちょっと、こんなこと言われたら
泣きそうだ。

『核』を早急に用意しなければ。。(汗)  


Posted by nmaruGT at 22:41Comments(0)書籍・新聞記事など