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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2014年06月10日

【電話の向こうで母は泣いていた】 父の容態

2014.6.10
 【電話の向こうで母は泣いていた】 父の容態


マジかっ!!


夜、母からの電話は、

今日も脳梗塞で倒れた父が入院する病院へ
様子を見に行ったという報告だった。

電話の向こうで
母は泣いていた。。。


父は重い不整脈も持っていて
脈が安定していない。

今日は豊橋のハートセンターの医師が
入院先の病院で父の診察をしてくれた。

その結果は、
かなり良くない状態とのこと。


そう言えば、
父が転院した日の
院長先生の言葉が気になっていた。

奥歯にものが挟まったように、
遠まわしに危険を知らせる喋り方。

私は父の持っている病気を
全て知っているから、
安心なんかしていない。

そんなことは知っている!

だから、
院長先生の言葉は、
その時、少しウザかった。。。(失礼)

しかし今日、母が聞かされた内容は
我々が楽観的過ぎたことを理解させた。


父には毎日、
誰かしらお見舞いに来てくださる。


「お父さんを
 個室に移してあげたいんだけど

 そうすればお友達と
 心置きなくおしゃべりできるし・・」


「いいんじゃない
 そうしてあげてよ」



私は先日の電話を思い出していた。

母から
父がお前と喋りたいからと電話してきた。


「典利・・・
 お母さんの髭剃りは下手だ。。

 お前じゃないと・・
 顎の下がうまく剃れんだ」


その時は笑って応対した。


そんなことで電話をしてくる父は
初めてのことだった。


今は、
早く父の髭を剃ってあげたい。

外出させて
実家へ連れて行きたい。

四谷千枚田を見せてあげたい。

・・・・・・

・・・



人は必ず死を迎えます。


分かっていても

寂しい。(涙)







いつもありがとう



  


Posted by nmaruGT at 23:59Comments(0)脳梗塞