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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2014年07月05日

【父が好きなカステラを買って】  充実した時間

2014.7.5
【父が好きなカステラを買って】
 充実した時間


昨日の記事の流れから・・・


本日は父を見舞ってきた。

父の入院する病院は
自宅から車で1時間強の場所。

途中のコンビニで
父の好きなカステラを購入した。

喜ぶ顔が見たいから。


なんとなく思うことは、
自分の子どもに会いに行くような
そんなワクワクした気分なのだ。。。

年老いて、
そして病(脳梗塞)に倒れて、
出来ることが少なくなっていく。

自分の父が
赤ちゃんに近付いていくような
そんな感覚が、悲しくもあるが
愛おしくも思える。。。



昼食の介助をして
暫くしてからおやつの時間とした。

「カステラを買ってきたよ~♪」

この言葉に待ちきれないようで
早く早くと手を出す様子がカワイイ。

パクパクとかぶりついて、
4切れも食べてしまった!!





その後、リハビリ。





調子はまずまずで、
右半身を使って運動ができた。

本人は
「カステラパワーだ」 と言って
周りを笑わせる。

ユーモアのセンスは
衰えていない。

ただ、
出来ることが伸びているかといえば
残念ながらそうではないようだ。

この点、母は悲しむが
受け入れざるを得ない現実だと思う。


そしてお約束の散髪。

降ったり止んだりの
不安定な天気ではあったが、
外の空気を吸わせたくて
雨間をみて車椅子で外へ出た。

病室より何倍も気持ちよくて爽やかで、
時折顔を出す太陽も浴びられた。

母も到着して
一緒に父の散髪を手伝ってもらった。





その後、
病院周りを車椅子で散歩して、

「今度は
 もう少し遠くまで散歩に行こうね」

こんな
なんでもない時間と
父との遣り取りに充実感を覚えてしまう。








いつもありがとう
  
タグ :脳梗塞散髪