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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2015年08月28日

【小善は大悪に似たり】 大善は非情に似たり

2015.8.28
【小善は大悪に似たり】 大善は非情に似たり


次のステージへ移行するには、

パスクライテリアの達成状況を審議する。



新規開発ともなれば、

相当な検証項目数になり、

計画と実行が乖離することもしばしばだ。



今回の監査において、

提案部署から提出された資料には、

大きな問題は抱えていないように見えた。



監査が進み、

ある項目を突き詰めていくうちに、

1点のほころびが見えてきた。



その小さな1点は

なんとなく他へ波及する匂いを放っていた。



このまま次のステージへ進められるのか?



審議の最終局面で、

提案部署は組織の長へ次ステップへの移行を提案する。



今回の長の判断は・・・



一定の条件を付けて承認するというものだった。



例えば条件付き承認とは、

問題を抱えていたとしてもステージを移行させ、

並行して問題対策をさせること(小善)である。



一見日程を確保する最善の策にみえる。



しかし、この方法は

根本的な解決の遅延や担当の気の緩みにも繋がり

被害が拡大(大悪)する恐れがある。



決済の場面で、

私は非承認(非情)とした。

そして、短期間で再提案すること(非情)を指示した。



担当には非常に負担が大きい(非情)が、

根本的な解決を確実にすることが、

QCDを確保するための

最善策(大善)に繋がると信じている。



「小善は大悪に似たり、大善は非情に似たり」









いつもありがとう