すべての人を輝く宝に!自分軸を見出して【人生第三章】を意図して生きる › 2016年10月22日
2016年10月22日
【祖母97歳】 叔母の悩み
2016.10.22
【祖母97歳】 叔母の悩み
真夏に危篤状態に陥って、
今は会話が少しできるまで回復した父。
父が回復の途上にあるときに、
風邪をこじらせて危篤状態が続いた97歳の祖母。
祖母も峠を越えて、
波はあるものの落ち着いてきた。
見舞いに出かけた祖母の施設で、
叔母と偶然に出会った。
叔母は祖母の末っ子で三女。
戦争未亡人の祖母は女手一つで商店を切り盛りし、
5人の子どもたちを養い、地域へ尽くしてきた人だ。
祖母は本当に苦労の人だった。
次女は養子に出さざるを得なかった。
次男夫婦の待ちに待った孫を交通事故で失ったあと、
後を追うように次男夫婦は急逝し、
残された幼い孫たちの母として過ごした時期もあった。
長女にも先立たれ、
長男(私の父)も寝たきりの状態になっている。
叔母が入院生活を繰り返していた時は、
祖母は叔母の家で孫たちの世話をしてきた。
叔母から見える祖母の偉大さ、
そして祖母に寄せる感謝の気持ちは、
私の量るところでは全く足りない大きさだろう。
今回の風邪で、
喋ることや、嚥下の能力が低下してしまった。
食事を介助されて摂るのだが、
なかなか飲み込むことができなかった。
叔母の悩みは深かった。
祖母が居る4人部屋の他の3人は、
胃ろうによって何年も横たわっている。
お隣の方は7年もだ。
叔母は母親のこれからをどうすべきか、
なかなか答えを出せずにいる。
本人の意思を確かめることが出来なくなって、
この問題に直面してしまった。
「本当に苦労して
私たちのためにやってきてくれた人だから・・・」
こぼれそうな涙をこらえて
その先が言葉にできずにいる叔母を見るのが
辛かった。。。
いつもありがとう
【祖母97歳】 叔母の悩み
真夏に危篤状態に陥って、
今は会話が少しできるまで回復した父。
父が回復の途上にあるときに、
風邪をこじらせて危篤状態が続いた97歳の祖母。
祖母も峠を越えて、
波はあるものの落ち着いてきた。
見舞いに出かけた祖母の施設で、
叔母と偶然に出会った。
叔母は祖母の末っ子で三女。
戦争未亡人の祖母は女手一つで商店を切り盛りし、
5人の子どもたちを養い、地域へ尽くしてきた人だ。
祖母は本当に苦労の人だった。
次女は養子に出さざるを得なかった。
次男夫婦の待ちに待った孫を交通事故で失ったあと、
後を追うように次男夫婦は急逝し、
残された幼い孫たちの母として過ごした時期もあった。
長女にも先立たれ、
長男(私の父)も寝たきりの状態になっている。
叔母が入院生活を繰り返していた時は、
祖母は叔母の家で孫たちの世話をしてきた。
叔母から見える祖母の偉大さ、
そして祖母に寄せる感謝の気持ちは、
私の量るところでは全く足りない大きさだろう。
今回の風邪で、
喋ることや、嚥下の能力が低下してしまった。
食事を介助されて摂るのだが、
なかなか飲み込むことができなかった。
叔母の悩みは深かった。
祖母が居る4人部屋の他の3人は、
胃ろうによって何年も横たわっている。
お隣の方は7年もだ。
叔母は母親のこれからをどうすべきか、
なかなか答えを出せずにいる。
本人の意思を確かめることが出来なくなって、
この問題に直面してしまった。
「本当に苦労して
私たちのためにやってきてくれた人だから・・・」
こぼれそうな涙をこらえて
その先が言葉にできずにいる叔母を見るのが
辛かった。。。
いつもありがとう