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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2014年08月16日

【踊ろうとしなかった母】  踊り好きの母・・・

2014.8.16
【踊ろうとしなかった母】
 踊り好きの母・・・


一昨日の念仏踊り「はねこみ」には
一般の方も踊りに加わることが出来る
「手踊り」があります。

当日は小雨がぱらつく生憎の天気でした。

そんな中でも、
浴衣を着た若い娘さんや
子ども達で賑わっていました。

姪っ子や甥っ子も
飽きもせず最後まで踊って
手踊りの場を盛り上げてくれました。





そんな孫達に目を細めて
軒下の隅から母は見守っていました。

母は盆踊りの「手踊り」が大好きで
いつもなら我先に輪に加わって
ハツラツと踊っているのに・・・


私は母を輪の中に誘いましたが、
ただただ首を横に振るのみ。

二度、三度と、
時間を分けて誘ってみました。

しかし最後まで
輪に加わることはありませんでした。


父は盆踊りが大好きでした。

もちろん若い頃は
若い衆として「はねこみ」を舞い、
手踊りでは夫婦で輪に入って
踊りを楽しんでいました。


脳梗塞で左半身が麻痺した父を
思ってのことなのか。

真相は分かりません。


孫達の手踊りを追いかける目が
かすかに潤んでいたように見えました。






いつもありがとう