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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2014年10月19日

【父が一時帰宅】  母の想い 父の願い?

2014/10/19
【父が一時帰宅】
 母の想い 父の願い?
 

今年の新年に脳梗塞で倒れた父。

右脳の大半が壊死してしまい、
左半身が完全に麻痺しています。

危機的状況から2回の転院を経て、
かなり回復しました。

そして今日、
一泊の一時帰宅が許されました。



母の中では、


「気候が良いこの時期しかできない

 そんなに長くないから早くしてあげたい」


このような想いがあったようです。



母はずいぶんと前から
この日の為に準備をしてきました。

介護タクシーや
自宅の入浴サービス予約。

家の中もピカピカになっていました。

父もことある毎に
自宅へ帰りたいと言っていましたので、
父が感激する姿を楽しみにしていました。


ところが、
自宅へ帰った父は、


「ほい、ここはどこだん・・・」


「・・・・」





あれほど帰りたいと言っていた本人の
希望を叶えた感動の瞬間だったはずなのに。

母の落胆といったら。。。

脳に障害を抱えていますので
無理はありません。



夕食は母が育てて収穫し、
それを直前に手打ちした蕎麦!

もっちりした、
田舎のぶっ掛けそば。

父は何度も美味い美味いと言って
おかわりしていました^^








「してあげたいことが出来たから

 私の気は治まったわ」


母は清々しい顔で
無心に食べる父に目を細めていました。







いつもありがとう