すべての人を輝く宝に!自分軸を見出して【人生第三章】を意図して生きる › 2015年12月22日
2015年12月22日
【出発前夜にキャンセル!】 パリに到着したのか?2
2015.12.22
【出発前夜にキャンセル!】 パリに到着したのか?2
つづき。。。
フライト情報によれば、
飛行機はとっくにパリに到着して2時間が経過、
日本時間の0時を回ろうとしているが、
連絡が来ない・・・
長い夜になりそうだ。
「入国で手間取ってるのかな?」
「手荷物が出てこないのかな?」
「空港のwifiが使えないのかな?」
「もしや・・・」
心配したらきりがない。
CさんにはiPhoneを持たせているが、
搭乗したときデータ通信を【OFF】にさせた。

【海外パケ死】対策のためだ。
日本のパケット定額プランは
海外では使えない。
下手にデータ通信を【ON】にしたままだと、
何十万、何百万の請求が発生する可能性がある。
ただし、
緊急のために海外通話は可能にしてある。
ジリジリと時間が過ぎる中で、
我慢できずに電話を鳴らしてみた。
1回目 0:14
<トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
「あれ?」
2回目 0:15
<トゥ--- トゥ--- トゥ--- トゥ--- トゥ---
トゥ--- トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
「ええっ??」
まさか、
携帯を落として誰かの手に渡った?
単に移動中なのか?
かれこれ到着から3時間が経とうとしていた。
明日のこともあるので、
ベッドに横になったが
鼓動が気になって仕方ない。
心配しててもどうしようもない。
もう一回電話してから寝よう。
3回目 0:43
<トゥ--- トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
コールの微妙な長さの差が気になる。
「んん・・・
アルコールの力を借りるか」
日本酒も焼酎もウィスキーも切らしていて、
ビールはさすがに飲む気がしなかった。
鼓動のリズムが薄らぐように
眠気がさしてきたとき、
携帯が鳴った!
1:08
「あ、お父さん
いま寮に着いて鍵もらったから。
これから夕食買いに行ってくる」
なんだ、
タクシーをつかまえて
もう寮に着いていたのか。
長く感じた。
そして、
なぜだか眠れなくなった。。。
眠ったのかどうなのかわからないうちに、
南東の空が輝きだしていた。

さ、行くか。
メニューの朝ランをこなしてから出勤した。
出勤の途中で携帯が鳴った。
「電話してくれた?
まだwifi設定してないけど
あしたやるから。
じゃーね。
おやすみー」
会社のパソコンに
パリの時計を設定した。
メンバーの仕事をチェックしていたとき、
携帯のアラートが点滅した。
wifiに繋がった連絡だった。


バンクアカウントをとるためには、
現地の電話番号が必要らしい。
ひとりで携帯を買いに行くとのこと。
無事に契約出来たのか?
またもや連絡が途絶えた・・・
完
いつもありがとう
【出発前夜にキャンセル!】 パリに到着したのか?2
つづき。。。
フライト情報によれば、
飛行機はとっくにパリに到着して2時間が経過、
日本時間の0時を回ろうとしているが、
連絡が来ない・・・
長い夜になりそうだ。
「入国で手間取ってるのかな?」
「手荷物が出てこないのかな?」
「空港のwifiが使えないのかな?」
「もしや・・・」
心配したらきりがない。
CさんにはiPhoneを持たせているが、
搭乗したときデータ通信を【OFF】にさせた。

【海外パケ死】対策のためだ。
日本のパケット定額プランは
海外では使えない。
下手にデータ通信を【ON】にしたままだと、
何十万、何百万の請求が発生する可能性がある。
ただし、
緊急のために海外通話は可能にしてある。
ジリジリと時間が過ぎる中で、
我慢できずに電話を鳴らしてみた。
1回目 0:14
<トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
「あれ?」
2回目 0:15
<トゥ--- トゥ--- トゥ--- トゥ--- トゥ---
トゥ--- トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
「ええっ??」
まさか、
携帯を落として誰かの手に渡った?
単に移動中なのか?
かれこれ到着から3時間が経とうとしていた。
明日のこともあるので、
ベッドに横になったが
鼓動が気になって仕方ない。
心配しててもどうしようもない。
もう一回電話してから寝よう。
3回目 0:43
<トゥ--- トゥ--- トゥ--- カチャ
タダイマデンワニデルコトガデキマセン>
コールの微妙な長さの差が気になる。
「んん・・・
アルコールの力を借りるか」
日本酒も焼酎もウィスキーも切らしていて、
ビールはさすがに飲む気がしなかった。
鼓動のリズムが薄らぐように
眠気がさしてきたとき、
携帯が鳴った!
1:08
「あ、お父さん
いま寮に着いて鍵もらったから。
これから夕食買いに行ってくる」
なんだ、
タクシーをつかまえて
もう寮に着いていたのか。
長く感じた。
そして、
なぜだか眠れなくなった。。。
眠ったのかどうなのかわからないうちに、
南東の空が輝きだしていた。
さ、行くか。
メニューの朝ランをこなしてから出勤した。
出勤の途中で携帯が鳴った。
「電話してくれた?
まだwifi設定してないけど
あしたやるから。
じゃーね。
おやすみー」
会社のパソコンに
パリの時計を設定した。
メンバーの仕事をチェックしていたとき、
携帯のアラートが点滅した。
wifiに繋がった連絡だった。


バンクアカウントをとるためには、
現地の電話番号が必要らしい。
ひとりで携帯を買いに行くとのこと。
無事に契約出来たのか?
またもや連絡が途絶えた・・・
完
いつもありがとう
タグ :海外パケ死