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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2015年12月02日

【家族が結束した2週間】 パリ同時多発テロから

2015.12.2
【家族が結束した2週間】 パリ同時多発テロから


2週間前に事件が起きた時、

せっかく準備してきたことが

水泡に帰すかもしれないと思った。



学校の動きは早かった。

関連する学校は早々にパリへの留学を中止した。



Cさんの学校からも、

中止連絡があると思っていた。



ところが学校は、

我々親の考えを確認してきた。



我々は危険なことは十分に承知している。

正直なところ心配で仕方ない。

しかし彼女のためにこのチャンスを逃したくない。

行かせてあげたい。

この様に伝えた。



学内では何度も会議が重ねられた。

我々は学科長へ直接考えをお伝えした。

チャンスを与えてあげて欲しいと。



学科長の個人的な想いは

我々と同じだった。

やめる勇気も必要だが、

行かせる勇気も必要な時がある。



しかし、もし何かあったら責任問題になる。

だから学校としては難しいと…



Cさんも本人と我々の熱い想いを文書にして提出した。



パリの市民は普通に生活している。

COP21も予定通り開催された。

銃を携えた警官が増強されて軽犯罪が減ったほどだ。

むしろ事件前より安全になった。



何より、

若い彼女の今後の人生を考えると、

今、この時期なんだ。

チャンスを与えて欲しい。



祈るしかなかった。



そして本日、

重要な会議が開催された。



昼過ぎに、

家族のトークルームに速報が流れた。



「やったよー!いける!」






いつもありがとう