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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2017年01月05日

【組】という互助システム

2017.1.5
【組】という互助システム


お世話になった方が先日亡くなり、

本日は告別式への出席と

式のお手伝いをしてきました。



その方は、

実家が所属する「組」の一員でもあるので、

「組」総出で葬儀をお手伝いしていました。



実家の「組」は12軒で構成されています。



今のように葬儀場が無かった頃は、

「組」が全てを取り仕切って、

家で葬式をあげていました。



今は、

家で葬式をあげることは殆どなくなり、

葬儀会社に依頼して葬儀場で行っています。



このため、

「組」の出番や役割は少なくなりました。



しかし、

今回のように

喪主が遠く離れて暮らしている場合は、

「組」の存在は大変心強いものです。



私の祖母が他界した際も、

実家を離れた私が喪主を代行せねばならず、

その際の「組」による段取りや働きは、

大きな助けになりました。



重要な役割を担う「組」ですが、

「組」を構成する方々は高齢化し、

あと10年もすれば自然消滅に向かうでしょう。



無くしてしまうことは簡単なのです。



今回、私が葬儀をお手伝いしたのは、

祖母の葬儀の際に大変お世話になり、

そのありがたみと必要性を強く感じたからです。



人と人が寄り添い、助け合い、

生きる知恵と住まう文化が詰まった「組」を、

守っていくことは重要なことだと思っています。













いつもありがとう  
タグ :葬儀