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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2012年09月03日

術後1年の検査月間

2012年9月3日 術後1年の検査月間


術後1年となる今月は、
その後の経過を徹底的に検査します。

本日3日は、血液検査と問診。

来週10日は、大腸内視鏡検査。

3週後の24日は、MRI検査という予定です。




本日の血液検査結果に問題は無く、一安心。
問診においても特に異常無しを告げられました。

次回の大腸内視鏡検査をするための説明を受け、
同意書にサインをして、本日の検診は終了。

担当の医師が急に休みを取ったことによる検診の遅れを除けば、
何事も無い検査月間の滑り出しといっていいでしょう。


最近の体調ですが、「とても良い」です。

昨年の手術後数ヶ月は、排便の感覚が掴めず、
トイレの回数が増えたり、なかなか排便出来なかったり、
逆にゆるい場合は漏れてしまったりと、その現実にガッカリしました。

しかし、時間が経過するにつれて、
感覚を掴み、生活に支障ない状態になっています。


直腸が無いとどのような状況になるのか?
自分の場合を説明します。

まず、排便の際に排出する力がうまくかかりません。
直腸は便にとってそれを溜めるダムの役割と、押し出す機能、
便が肛門に近付いたことを脳へ知らせる機能を持っています。

直腸はかろうじて3センチほど残りましたので、
便が肛門に近付いたことはわかりますが、待った無し! です。

ダムの機能と押し出す機能が無くなったわけなので、
便が近付けばトイレへ駆け込み、
うまく押し出せないので、お腹に力を入れながら時間をかけて出します。

つまり、トイレの回数とそこに籠もる時間が長くなり、
生活の中でトイレ時間がかなり長くなってしまいました。

例えば、3分で全てが終了していたことが、30分といった具合です。

しかし、1年も経てば慣れるものです。
出し方もコツを掴みましたし、
なぜか便秘気味な体質に変化したことで、
頻繁にトイレへ駆け込むこともなくなりました。

ただ、一番注意しなければならないのが、下痢です。
こればかりは、直腸があるときのように溜めることができません。

ですから、お腹を冷やさないように、
危ない食材は口にしないように心がけています。


次回10日は大腸内視鏡検査。
その前日から下剤を飲んで準備をしますが、
わざわざ下痢にするわけですから、ちょっと心配です。

オムツを当てて病院へ行かなければならないかもしれません。

またレポートしますね^^