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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2012年09月14日

入院までの気持ちの動き(2011年)

2012年9月14日 入院までの気持ちの動き(2011年)


決めてしまえば楽になるのかと思っていましたが、
そうはいきませんでした。

2011年9月15日に手術日を9月30日と決めてから、
その日が迫ってくるような圧迫感に襲われていました。


気を紛らす手段として、
facebookの友達がアップする情報を試してみたり、

不安な心境をブログへ綴ってみたり、
2011年9月22日「刻一刻と」

実家へ帰省して両親の顔を見たり
仏壇で手を合わせたり、
2011年9月24日「泣けばすっきり」

文章講座へ参加して、
勉強もしたいけれど、人との交流で癒されたかったり、

友達のお店や職場を電撃訪問したり、


迫ってくるものを振り払おうとして、
でも何かやり場の無い場当たり的な行動をしていました。



迫ってくるものは何か?


それは「恐怖」です。

「怖い」のです。

「逃れたい」のです。


でも、「生きたい」。


ガンによる症状が全く無いだけに、
後遺症が残る大手術を受ける必要性が全く飲み込めていませんでした。


入院する直前の週末、
自分に必要なパジャマを買うと、もうすぐ入院なんだ。。。

と、気持ちも次第に治まっていきました。



気持ちが治まるまでの私の行動は、
家族の中に大きな感情の波紋を広げていました。

その時そのことに私は気付いていません。
自分のことで精一杯だったからです。

この感情の波紋については、次で記したいと思います。