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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2013年03月06日

イレウス発症5 人間模様・人生劇場2

入院5日目。。。
昼食から全粥になりました。

腹痛は全く無く、お通じもよし!
体温血圧も問題なく、あす退院決定です。


今日は春らしい陽気の一日でしたね。

窓から見えた朝陽が、
街を覆う春霞を照らして、
なんとも柔らかで心温まる風景でした。




さて、
昨日のブログで取り上げた岡部さん、


岡部さん(仮名)60代後半男性は
昨年、直腸がんの手術を終えて、

その後の定期健診で
肝臓に転移が見つかりました。

明日、手術が行われるということで
奥様がいろいろと準備しておられました。

夕刻になると二人の息子さんも
遠くから駆けつけてきました。

どうやら、
8時間にわたる大手術のようです。

患部は相当に悪化しているようで、
手術をしても生存率は低いようです。


「お父さんは、手術をしても
 あと1年しか生きられないそうだ。」

「えっ・・・・」息子さん

「そうなのよね。先生からの説明でね。
 私たち、えぇ~~って(笑)なって・・」

「・・・・・・」

「これも運命だからしょうがないよ。
 人間はいつか死んでしまうからなぁ。

 お前たちのような息子もいて
 もう俺の役目は終ったよ。

 残り少ない人生を
 よかったなぁ~って思えるように
 精一杯生きるよ。」

「あと一年なんて・・」

「術後の療養が
 長くならないようにしなくっちゃな。

 2ヶ月も療養したら、
 あと10ヶ月しか楽しめないからなぁ。

 はっはっはっはっ・・・」


まだお若い方です。
これまで懸命に生きてこられたのでしょう。

声の張りや大きさから、
充実した人生だったことが伝わってきました。

お子様の前だからといって、
このように口にすることは、

なかなか出来るものではないと思います。

いつ、何があっても、
この方のような言葉が口に出来るような、

そんな生き方を
していけたらと思わされました。

しかし最後に、

「でもな、
 こんなお父さんでも、

 悩みはあるんだぞ・・・」


漏れ聞こえるお話は、
いろいろと考えさせられることばかり。。。



追伸1

同級生のEMGさんが登場!

いつもありがとうございます。
今回も本の差し入れです^^嬉しい~♪









追伸2

参考までに、
本日の全食事をご紹介。。

朝食




10時のおやつ




昼食




3時のおやつ




夕食




夜食