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のき山放送局で紹介されました!





丸地典利です。 
47歳の夏に直腸にガンが見つかり切除手術を経験しました。
この経験を書き留めようと始めたのがこのブログです。 ガンが発見されたことは、自分にとってそれはそれは大きな衝撃でした。自分の中の何かが変わっていく大きな機会になったことは確かです。




 2016年8月29日
このブログを開設して5年が経過しました。 
直腸ガンの手術からも5年が経過し、病院からは成績優秀で卒業証書をいただきました。 何度かイレウスを発症していますが、後遺症は日常生活に殆ど影響しなくなりました。 体のために術後1年目から始めたランニングも、すっかり習慣化して、フルマラソンのタイムを追求するようになっています。
ブログの内容も日常の出来事や未来への活動が中心になってきました。





ガンや手術に関する記事をお探しの方は、2011年9月の周辺をご覧ください。


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2014年09月13日

【目覚めると病室だった・・】  2011年9月30日

2014/9/13
【目覚めると病室だった・・】
 2011年9月30日


「名前を呼びますので答えてください」


麻酔医に言われ、
1回目を返答しましたが
それ以降の記憶がありません。

目が覚めたのは、
病室のベッドの上でした。。。


お腹の痛みは
それほど感じませんでした。

その代わりに
両腕の肘が猛烈に痛みました。

そして、
とにかく寒くて震えていました。

手術は開始から終了まで約6時間半。

その間腕が固定され、
裸で横たわっていれば
関節は固まり、
体温は奪われてしまったのでしょう。


鼻から胃管が挿入されて
且つ酸素マスクがあてがわれ、
心電図プローブと硬膜外麻酔のチューブ、
点滴と尿管、酸素濃度計、
腹からはドレインチューブが突き出て
余分な体液を吸い出していました。





覚醒してくると、
次第に激しい痛みが襲ってきました。

痛みには強い方だと思っていましたが、
我慢しきれない痛みはこれが初めてで
呻きながら悶え苦しみました。

鎮痛剤を入れると落ち着くのですが
すぐに切れて痛み出しました。

その晩は眠れぬ夜を過ごし、
Aさんはずっと傍らで看病してくれました。

激しい痛みは翌日には幾分やわらぎました。


まだ傷口が塞がっていない次の日から
体を動かす過酷な訓練が始まりました。






いつもありがとう